ハロプロ以外の現行主要グループアイドルについての雑感

ハロプロびいき(ℂbayfm78「ON8」)の人間が少ない知識をもとに書いています。各アイドルのファンの方は不快に感じる記述があるかもしれません。

注目度75(最高値は100。以下同じ)。そこまで叩かれなくてもいいと思う。ちゃんと可愛い子がいるし、ビジュアル/メディア展開は巧みだし、冠番組もどれもよくできているし、一般人に対する訴求力はやはり群を抜いている。何より王道のベタなアイドルが今日でもなお世間一般にここまで受け入れられることを証明したという点で偉大な存在だと思う。ただ、潤沢な資本があるのだから楽曲がもっと良くならないか。

注目度75。強く惹かれるところはないが、好感を持っている。いいなと思うメンバーもいる。ただ、テレビバラエティ的なノリにあまりに適合してしまうと、(面白い/面白くないは別として)自分の中でアイドルとして見られなくなってしまう。

注目度80。今は非常に語りづらい存在なのかもしれない。一時期は自分もハマりかけていたが、ブレイク以降のサブカルメディア/業界人との蜜月っぷり(これを「サブカル・スポイル」と言う)や*1、バックにいる大人たちの「これ面白いでしょ?」な雰囲気が過剰に見えすぎる感じなど、急速に自分の中でどうでもいい存在になりつつある。今後はどんどんビッグになってアイドルの地位を上げてくれれば、と思う。楽曲的には依然として最重要アイドル。

注目度90。いま最も気になる。曲は当然いいし、パフォーマンスはパワフルだし、メンバーのキャラも立っているし、みんなローティーンだし、全体的に非常に楽しい。ももクロ同様プロデュース側の「どや?」が見え過ぎる点は心配だが、いまはまだ普通に楽しめるレベル。

注目度75。好きでも嫌いでもない。あまり自分の趣味とは重ならない。ライブを見たことがあるが、パフォーマンスが達者で、曲もしっかりしていると思った。

  • SUPER☆GiRLS

注目度75。好きでも嫌いでもない。メンバーのルックスがいい、ヲタの年齢層が若くて元気、という印象。AKBやハロプロ同様の王道路線なので自分にはあまりハマりどころはないかもしれない。

注目度85。好き。自分の趣味とも合う。非常に丁寧にプロデュースされているのが感じられ、好感が持てる。オシャレで洗練された部分とベタなアイドルの部分がバランスよく両立している。楽曲が渋すぎてアイドルポップ的な盛り上がり感に欠けるが、それが美点とも。

注目度80。1stアルバムがめちゃくちゃ良かったのと低年齢清純派路線というところで、ハマるかと思われたが、ワンマンを見に行ったらあからさまに口パクだったのと、MCが台本ぽかったことから意外とノレなかった。

注目度70。「有名な人がメンバーにいるのにあまりそれを前面に出していない不思議なグループ」という印象。今年出たシングルはどれも良かった気がする。

注目度55。9nineと同様「有名な人がメンバーにいるのにあまりそれを前面に出していない不思議なグループ」ぐらいの印象しかない。テレビで見た時、一番年下の子の佇まいというか浮いてる感じが面白かった記憶がある。

注目度50。自分の趣味と重ならないのでコメントが難しい。ライブを少し見たことがあるが意外と(失礼)パフォーマンスがしっかりしていて格好良かった。

注目度測定不能。よく知らないのでコメント不能

注目度60。確認するまでもないことだが、結果としてサブカルな磁場に吸い寄せられたももクロと違い、スタートから一貫してサブカルなところにいる人たち。このエントリで名前を挙げているアイドルと同じ土俵にいないし、個人的にもあまり興味はない。

  • Tomato n' Pine

注目度70。「小池唯ちゃん可愛い」という印象。楽曲や音楽性が評判のようだが、自分はそこまでいいとは思えなかった。オシャレコンプレックスでは?

  • 制服向上委員会

注目度85。好き。同時代的感覚を完全に排除し、異形の世界像を構築している孤高の存在ではないか。自分のエスケープ欲求を満たしてくれる。

  • AKBN 0

注目度75。面白いと思うけど、継続して追いかけようというほどではない。売り上げ至上主義というスタンスや売買春的な手法など、アイドルをめぐる制度のシビアな部分をパロディ化するようなメタな試みを行っている。しかしライブに行って会場の熱心なAKBN 0ヲタたちを見ていると、そのような一連の試みもヲタの愛着をベタにドライブしているように見えた。

注目度55。ハロプロの姉妹的存在なので嫌いになりようがないが、正直よく知らない。ちょっとしたアイドルブームの現在でも全く自分の視界に入ってこないので心配になる。

*1:自分も完全に「サブカル趣味」の人間なのでこれは同族嫌悪だ。しかし自分の中で重要なのは、ハロプロは、少なくともオフィシャルなコンテンツとして表出している部分では、サブカル的な磁場やネット的シニシズムからかなり隔たったものとしてある、という点だ。