神戸市のハロー!プロジェクト

「若者不幸社会」というテーマの『朝まで生テレビ』を最後まで見てしまったせいで一睡もできずに家を出て、早朝、大阪行きの高速バスに乗り込んだ。神戸国際会館 こくさいホールで行われる、「Hello!Project 2010 SUMMER 〜ファンコラ!〜」を見るためだ。車内ではずっと寝ていた。ふと目が覚めると、到着予定時刻の4時半近くになっている。しかし車窓からはオーサカの街並みではなく、滋賀県の山々しか見えない。おかしいなと思っていると、渋滞の影響で予定より2時間半の遅れが生じているとのこと。なんということだろうか。暗澹たる気持ちに襲われながらバスに揺られていると京都市街に入った。中学校の修学旅行以来の京都の街並みに目を奪われていると突然の豪雨。何かもうわけがわからない心持になる。

バスは7時ごろようやく大阪駅に到着した。JR東海道本線に乗り込み会場へと向かう。JR三ノ宮駅到着。すぐさま会場の神戸国際会館へと向かいたいところだが、便意を催していたので駅のトイレに駆け込む。用を済ませたところで、その個室に紙がないことに気づく。なんということだろうか。今日は最悪の日だと思いながら、ポケットティッシュを持ち合わせていなかった私はそのまま尻を拭かずに駅を出て会場を目指した。会場に到着。もはや7時40分を回っていたが、何も考えずに入場。公演中なので中は閑散としている。まずはトイレである。そのトイレには紙はあった(当然だが)。入念に尻を拭いたのち、客席へ入る。℃-uteが「僕らの輝き」を歌っている最中だった。

℃-uteのMC(中島さんが岡井さんとショッピングに行ったら岡井さんがことあるごとに裸足になったので恥ずかしかったという内容)に続いて、Berryz工房がリクエスト曲披露。2曲ともとても好きな曲なので盛り上がるが、ショートバージョンであることにやはり物足りなさを感じる。全曲フルで見たいが、そうすると限られた公演時間内で行える曲数を減らさなくてはならなくなるのでそれも困る。

続いて、各アクトのリクエスト第1位曲披露。名古屋ですでに見ていたので大きな興奮はなかったが、モーニング娘。SEXY BOY〜そよ風に寄り添って〜」には改めて感動した。ヌルヲタである自分はそもそもこの曲自体ほとんど聞いたことがなく今回のハロコンで初めてちゃんと聞きパフォーマンスを見たのだが、素晴らしい楽曲だと思った。どこがよかったか。歌謡曲的なAメロ〜Bメロ〜サビという盛り上げ方が希薄で、同じビートがずっと続いて行くところ。また、歌謡曲的な、この曲はこういう感情や物語を表現している、というわかりやすさや座りの良さではなく、名状しがたい感覚や奇妙な躁状態(パラパラ)が感じられるところ。別に歌謡曲が嫌いなわけではなく、他の楽曲が歌謡曲の基本的な型に忠実であるがゆえにこういう曲が際立つのかなーと思った。*1

公演終了。この日は大阪にあるビジネスホテルに宿泊した。部屋ではずっと26時間テレビを見た。ヘキサゴンファミリーの方々が来ている色とりどりのTシャツがヲタTに見えた。3時ごろまで見て就寝。

2日目。8時ごろ起床。またも26時間テレビを延々と視聴。かつてハロプロだった矢口さんや同じ事務所の里田さんが炎天下の中マラソンを走っている姿を見守る。また、サーターアンダギーさんがイオンのショッピングモールかなんかで歌っている(結構いい曲)のを見る。炎天下の中彼らを見守るサーターアンダギーヲタの方々を見て、自分も頑張らなければ、と思う。

ホテルをチェックアウトし、神戸ハーバーランド内にあるハロショ臨時店で散財したのち、会場へ。この公演で自分が特によいと思ったのは、「恋するエンジェルハート」、「明日はデートなのに、今すぐ声が聞きたい」、「みかん」。とくに「みかん」では不覚にも泣きそうになってしまった。モーニング娘。のコンサート(単独公演)に行ったことすらないのに、である。

他には、名古屋で初めて聴いたときはあまりいい印象をもてなかった℃-uteの新曲が少しずつ好きになり始めている自分に気付いた(強引な転調、振付といった点)。あとは、道重さんの髪形が良かった。

夜公演は見ずに(チケットが無いので)、新幹線で帰路に就く。

*1:というか、すでに語りつくされてるであろう、4年前に発売された曲についてグダグダ書いてすみません。。。自分は後追いなもので、すごく新鮮なのです。