<第10回ハロプロ楽曲大賞2011[アイドル楽曲部門]>投票内容

http://www.esrp2.jp/hpma/2011/


選ぶのたいへんだった……。順位は付けず。全部2点。


■アイドル楽曲部門

第1位(2.0pts) ももいろクローバーZ天手力男

第2位(2.0pts) 東京女子流「ゆうやけハナビ」

第3位(2.0pts) さくら学院ド・キ・ド・キ☆モーニング [重音部 BABYMETAL]」

第4位(2.0pts) 私立恵比寿中学エビ中一週間」

第5位(2.0pts) LinQハジメマシテ」



次点(※ノミネート曲リスト掲載順)


あるジャンルやシーンが盛り上がるということは、そこに集うクリエイターや才能の数の増加を伴い、結果として全体的なクオリティの底上げが起きる、またそうした作家たちの創作活動にある程度の自由を許す許容量が増し、コンテンツの多様性が高まる――。上の楽曲群を見てみると、現在のアイドルポップがいままさにこのような状況にあるということが実感できます。

ここで指摘しておきたいのは(というか今思いついたことですが)、こういう現在のアイドルブームというのは脈絡なく降って湧いてきたものではなく、ゼロ年代にアニメを中心とするオタク文化が一般化したことが準備段階としてあったんだろう、ということですね。これは何も「オタク」と言ったときに連想されるイメージとしてアニメとアイドルとを並べてるというわけではなく、アニメ(二次元文化)とアイドルは、セクシャリティとキャラクターを軸にした文化という点では質的にも同じ地平にあるんだろう、と思われます。

*1:BiSが多いのは単に私がもともとロック好きだからなのですが、なんかこの人たちの楽曲は、ロックバンドの曲だと思って聴くと微妙(特にサウンド的に)なんだけど、アイドルポップとして聴くとすごくいいな、という自分の中で複雑な位置にあります。