<第9回ハロプロ楽曲大賞2010>結果発表

12月30日に新宿ロフトプラスワンで行われた第9回ハロプロ楽曲大賞2010結果発表イベントに行ってきました。自分は2009年に続き2回目の参加でした。イベント開始の数時間前にスマイレージのレコ大最優秀新人賞受賞の発表もあってそれのお祝いの趣もありつつ、5時間以上の長丁場があっという間に感じられる、終始楽しいイベントでした。この企画・イベントに携わったすべての方々、お疲れさまでした。以下、結果について感想を簡単に。後出しジャンケンですいません。

http://www.esrp2.jp/hpma/2010/


楽曲部門
・てっきり1位は「涙ッチ」だろうと思っていたのに、「Danceでバコーン!」が1位というのはかなり予想外でした。℃-uteファン以外からも広く支持された結果でしょう。また、状況的に閉塞感が漂っていた℃-uteの起死回生の一発、という評価も多かったようです。自分としてはこの曲は、ライブではすごく盛り上がって楽しいけど曲単体で聴くとどうだろう、という感じでした。2010年の℃-uteでは清純派保守路線(?)の「キャンパスライフ 〜生まれて来てよかった〜」の方が好きかもしれないです。℃-uteファンだとむしろ「キャンパスライフ」のようなストレートに可愛い感じの方が嬉しいのかなー、とも思いますが、どうなんでしょうか。
Berryz工房だと逆に、コミカル路線ないし勢い重視系の「雄叫びボーイ WAO!」や「本気ボンバー!!」よりも、じっくり聴かせる系の「友達は友達なんだ!」が上に来るという結果でした。イベントの中で企画主催のピロスエ氏がおっしゃっていたと思いますが、2009年における「ライバル」のような位置づけ、支持のされ方をされたのではないかというのは、私もそう思いました。
スマイレージの曲では「夢見る15歳」が第4位と群を抜いて高い。ライブやプロモーション活動の多さ、ウェブを中心とした積極的なメディア展開からも、2010年はスマイレージの年だったという印象があり、そういう意味でも2010年を代表する曲だったと思います。「イヤフォンで」効果も確実にあるでしょう。
・新曲のリリースが2月発売の3rdアルバム以降なかったにもかかわらず、相変わらずBuono!は強い。個人的にはBuono!はアルバムの1st、2ndは超絶に好きで、それに比べると3rdはややテンション落ちるんですが、2010年も変わらぬ強い支持を得ていることに嬉しくなりました。


PV部門
「友達は友達なんだ!」がちょっとどうかというぐらいの断トツぶりで驚きました。自分も1位に入れたのですが、Berryz工房が好きな人なら絶対に気に入るPVだろうけど、それ以外の人から見るとどうなんだろうと思っていました。しかし蓋を開けてみたらこの結果ということで、どうせなら9位と不当に(?)低い「マイ・スクール・マーチ」にたくさんポイント投入しとけばよかった!


アイドル楽曲部門
順位的には、やっぱりももクロ強いなーという感じで、でも自分が最高だと思った「ピンキージョーンズ」が意外と低かった。AKBは売れてる曲が普通に上位に来ているなーという印象。自分としては2010年のAKBのシングル曲だと「Beginner」がすごくいいと思いましたが、これは順位が31位と低い。SKE48は「1!2!3!4! ヨロシク!」のPVを今回イベントで初めて見たのですが、素晴らしい出来で驚きました。空虚な祝祭性の愉しさというか、いい意味で無駄なガジェット感、力の入り具合がかえってナンセンスさを醸し出すような作りには、スパイク・ジョーンズ監督のミュージックビデオを想起させられました。次回以降もアイドル楽曲部門は続くそうですが、これぐらいの比重がちょうどいいんじゃないかと個人的には思いました。


このイベントのおかげで2010年のハロプロを回顧、概観し、1年間のヲタ活動をいい感じで締めくくることができました。ありがとうございました。で、いよいよ明日は注目のハロコンですね。